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無意識の心理-深層心理学-深層心理学の方法-表出法・投射法(2) [無意識の心理-深層心理学]

上に述べた二つの例では、奇妙くせの原因、おかしな遊びの動機は
心の内部の傾向または緊張であった。

この内部の傾向が遊びに表出されていた。

そして、外部に現れたものから捕えることは、心理学や精神医学では、
つねに用いられているものである。

とくに感情を研究する場合の<表出法>(ヴント)は、われわれが感ずる
怒りとか恐れ、つまり意識の事実としての感情を、その表出-脈が速くなるとか
呼吸があらくなるというような-によって研究しようとしたのものである。

ウソ発見器はこのような表出法の利用である。

しかしながらフロイトが精神の内部を表面に表れたもので捕えようとするときの
<表出>はヴントの<表出>とは、いくぶんかちがっている。

第一に、フロイトの場合の表出はその個人特有の表出である。

フロイト心理学は、だれにも適用できる法則を見出そうとする一般的心理学
ではなく、個人特有の性質や反応を明らかにするパーソナリティー心理学
だからである。

性的習慣に対する不安が奇妙なくせに表出されたり、母をとられたくないという
願望がミドリの虫を殺してその一部を食べるという奇妙な行動を生ずるのは、
全く個人的なもので、他人にはみられることである。

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